更新日:2022.4.17/公開日:2017.2.24
このコンテンツは山手皮フ科クリニック 院長 豊福一朋が100%オリジナルで書いています。
2023年7月29日をもちまして一般保険診療を終了させていただきました。この記事はご参考までお読みください。
ウオノメ(鶏眼)・タコ(胼胝)の治療
人間の脚はまっすぐではなく、幾分O脚やX脚気味です。
まっすぐであれば体重により足裏にかかる荷重は均一ですが、O脚やX脚だと荷重は不均等になります。
この時、からだは荷重が過剰にかかる部分では皮膚を厚くして耐えようとします。これが身体にマイナスに働くのがウオノメ(鶏眼)・タコ(胼胝)です。
ウオノメは角質が芯となり皮膚の内側に釘のように凸に食い込んだ状態、タコは角質が厚くなった状態で双方痛みがあります。
また、歳をとると足底の脂肪が減ります。
足底の脂肪は地面からの衝撃を緩和するクッションあるいはソールの役目をしているので、これが減ると皮膚に過重な荷重がかかり、やはりウオノメ・タコをつくってしまいます。
クリニックでは来院いただければ、ウオノメ・タコにスピル膏を貼りお帰りいただきます。
5-7日後に来院いただきますと、貼った部分の皮膚がふやけているのでカミソリで削ります。
ふやけていないで削ると出血するので当日は削りません。保険適応です。