更新日:2020.11.11/公開日:2017.3.22
このコンテンツは山手皮フ科クリニック 院長 豊福一朋が100%オリジナルで書いています。
山手皮フ科クリニックの医療レーザー脱毛の5つの特徴
当院の医療レーザー脱毛について
脱毛回数
照射間隔(目安)
レーザー照射時の痛みについて
照射手順と事前の準備
再照射保証制度
注意事項
硬毛化について
予約について
男性脱毛
毎朝の髭剃りが煩わしい方や、カミソリで肌荒れしてしまう方にヒゲ脱毛をおこなっています。
男性のヒゲ脱毛は山手皮フ科クリニックでも人気のメニューです。
男性では髭剃りに時間がかかります。
せっかく剃っても夕方にはまた青くなっている、ヒゲをしっかり剃ろうと深剃りすることで肌が荒れたり、毛の周囲に炎症が起きたり、髭剃りでのトラブルはよく見られます。
毎朝時間をかけて剃っても、夕方には生えてくるヒゲを脱毛することによって、
- 毎朝の髭剃りの手間がなくなります
- 皮膚が荒れなくなります
- 清潔感アップにつながります
山手皮フ科クリニックの医療レーザー脱毛の5つの特徴
1.皮膚科専門医の指導指揮下でおこないます。
2.安全なレーザー機器を使用します。
3.女性正看護師が実施します。
4.最も効果的な間隔をご提案します。
5.再照射補償制度があります。
当院の医療レーザー脱毛について
当院で使用する米国キャンデラ社製GentleMax Pro(ジェントルマックス プロ)とGentleLase Pro(ジェントルレース プロ)は、厚生労働省の医療機器承認を取得したロングパルスアレキサンドライト・Nd:ヤグレーザーです。
アレキサンドライトレーザーとNd:ヤグレーザーは、ともに脱毛に効果的なレーザーとして広く使用されています。
毛に含まれるメラニンにレーザー光線を吸収させて発生した熱によって、毛根を含む毛の発生・成長に関係する組織が破壊または損傷するため長期間における減毛(脱毛)を行うことができます。
当院では患者様の肌の色調や、脱毛部位、医療レーザー脱毛開始後の脱毛効果に応じてアレキサンドライトレーザーとNd:ヤグレーザーを使い分けています。
原則一貫してアレキサンドライトレーザーを使用しますが、男性のヒゲと女性のデリケートゾーンでは脱毛回数10回目以降を目安にNd:ヤグレーザーに切り替えています。
患者様の毛の状態に応じた効果的なレーザーの選択と照射間隔で治療をおこなっても、照射箇所の毛が完全に無くなること(無毛状態の実現)はありません。
また、継続的なレーザー脱毛を終了した後に、一度脱毛となった箇所に若干の毛の再生が生じる場合があります。
脱毛回数
個人差や部位差がありますが、確実な脱毛(減毛)効果を得るには通常身体は6~8回程度、顔は10回程度を要します。
全身のどの部位でも、できる限りなくしたい場合は、10回以上かかります。
男性のヒゲ脱毛は、減毛目的であれば10回前後、できる限りなくしたい場合は20回以上かかります。
照射間隔(目安)
毛は成長期→退行期→休止期を繰り返しながら生え変わります。これを毛周期と言います。
ロングパルスアレキサンドライト・Nd:ヤグレーザーによる医療レーザー脱毛は、成長期の毛に対して最も高い脱毛効果を発揮します。
全身の各部位毎に毛周期の期間が異なるため、脱毛部位によって推奨される治療間隔は異なります。
各部位の治療間隔の目安は以下のとおりです。
ロングパルスアレキサンドライト・Nd:ヤグレーザーを使用した医療レーザー脱毛では、回数を重ねるにつれて照射間隔を延長していく(成長期の毛が生えそろってから照射する)ことが最も効果的な方法になります。
部位 | 最初の1~5回 | 6回目以降 |
男性ヒゲ | 1か月毎 | 2~3か月毎 |
部位 | 最初の1~3回 | 4回目以降 |
顔面部位 | 2か月毎 | 3~4か月毎 |
ワキ | 2か月毎 | 3~4か月毎 |
身体 | 3か月毎 | 4~5か月毎 |
レーザー照射時の痛みについて
当院で使用する米国キャンデラ社製GentleMax Pro(ジェントルマックス プロ)とGentleLase Pro(ジェントルレース プロ)は、ダイナミッククーリングディバイス(DCD)という冷却装置を搭載しており、レーザー照射の直前に冷却ガスを皮膚表面に吹き付けてレーザー照射時の痛みを緩和します。
しかしながら、男性のヒゲ脱毛では、レーザー照射時の痛みが非常に強く、安全かつ効果的に脱毛を行うために、TLAというクリーム状の表面麻酔を使用していただきます。
照射手順と事前の準備
照射手順
- お顔の脱毛の場合、洗顔をして、日焼け止めやお化粧を完全に落としていただきます。
- 専用のゴーグルで目を保護いたします。
- レーザーを照射します。照射時にお肌を弾かれるような刺激があります。額や口周りなどの毛が太い部分、毛量が多い部分は他の箇所よりも痛みを強く感じることがあります。
- レーザー照射後、必要時のみステロイド外用を行います。
事前の準備
-
- 予約日前日または当日に、ご自宅にてそり残しが無いように毛をそってからご来院ください。
- ご自身での毛そりが不十分で看護師による剃毛が必要な場合は、一部位毎に剃毛料金1,100円をいただきます。
- Vライン、襟足はそれぞれお好みの形がありますので看護師による剃毛は一切承っておりません。
- 身体の脱毛では、脱毛部位に制汗剤・日焼け止め・ボディークリームなどを塗らずにご来院ください。
- 男性のヒゲ脱毛で、ヒゲのそり残しがある場合、脱毛効果を下げるとともに痛みが増強します。また、熱傷の原因にもなりますので、そり残しがないようにしてください。ヒゲ以外の産毛も同様にそってきてください。
再照射保証制度
当院のレーザー脱毛で使用する機器のスポットサイズが円形であること、人体の骨格や皮膚には凹凸があること、脱毛レーザーの照射行為が徒手的作業であること、脱毛部位の毛量や皮膚の色調を要因として、ごくまれにレーザー脱毛実施後、脱毛効果が乏しい箇所がみられる場合があります。
当院では、レーザー脱毛実施後、明らかに脱毛効果が得られていない部分には無料で再照射をさせていただいております。
通常レーザー脱毛実施後1週間から10日程度で脱毛となった毛は抜け落ち1か月ほどすると新たな毛(レーザー脱毛照射時に成長期ではなかった毛)が生えてくるため、再照射保証制度の利用は『レーザー脱毛実施14日後からの1週間』とさせていただいております。
注意事項
- 他のクリニックやエステでの脱毛経験の有無に関わらず、パワー設定や使用機器について患者様のご希望による対応はいたしかねます。
- 安全かつ効果的に医療レーザー脱毛を行うために、治療期間中は日焼けを避けてください。日焼けをした後や大事なご予定がある前は最低2週間あけて治療をお受けになることをおすすめします(お肌の状態によっては治療できない場合があります)。
- 治療前後3日間はレチノイン酸、一部のニキビ治療薬(デュアック配合ゲル、ベピオゲル、ディフェリンゲル、エピデュオゲル)、ピーリング石鹸の使用を中止してください。
- 医療レーザー脱毛期間中は、毛抜き行為やワックス脱毛はしないようにしてください。
- 必要な場合、お帰りの際のマスク・帽子等をご用意ください。
- 医療レーザー脱毛当日は入浴をお控えください。シャワー浴は可能です。
- 黒アザがある部分は脱毛レーザーに反応し、一時的に色が濃くなる場合がありますが、次第にもとの色味に戻ります。
- 当院では顔面の盛り上がりがあるホクロは白いテープで保護します。患者様のご希望がない場合、平らなホクロはテープ保護せずに医療脱毛レーザーを直接照射します。ホクロに対して医療脱毛レーザーの照射を繰り返すと、ホクロの色が徐々に薄くなっていきます。また、まれに直径1mm以下の新しいホクロが出てくることがあります。
- 照射後、毛穴に一致した発赤や湿疹、毛包炎が起こる場合があります。特に産毛が濃い部分に起こりやすいです。この場合はステロイド外用剤を塗っていただき3日しても改善しない場合は受診してください。
硬毛化について
硬毛化とは、ロングパルスアレキサンドライト・Nd:ヤグレーザーを照射することで、本来医療レーザー脱毛により減毛となるはずの箇所に元の毛よりも太く濃い毛が生じる現象のことです。
下顎部、エラ周囲、うなじ、上背部、肩周囲、上腕、腰部、臀部が好発部位となっており、数%の割合で起こりえます。
明らかな原因がわかっていないため事前に硬毛化が起こることを予測することは難しく、どなたにでも硬毛化が起こる可能性があります。
当院では硬毛化が起きた場合、硬毛化した部分への照射を一定期間避ける、他の部分より高いパワーで密に照射する等して対処しております。
予約について
- 医療レーザー脱毛カウンセリングのご予約は予約サイトからのみ受付をしております。
- 医療レーザー脱毛施術のご予約はお電話、LINE公式アカウント、予約サイトから受付をしております。
男性脱毛料金
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レーザー脱毛に関する記事(当院のホームページ)
医療レーザー脱毛とエステ脱毛の違いを分析しました。詳細はこちらをご覧ください。