ビタミンC誘導体外用
新宿区高田馬場の山手皮フ科クリニックでは、美肌・美白にビタミンC誘導体の効果をお勧めしてます。
ビタミンCの外用は手軽に使用できながら強力な抗活性酸素効果がある肌のアンチエイジング剤です。1日2回、化粧水の代わりに肌に外用します。ビタミンC誘導体は皮膚に浸透し、活性型ビタミンCに変わって、メラニン細胞の過剰なメラニン生産を減らします。この作用によりシミ(しみ)、ソバカス(そばかす)を消したり、薄くしたりすることができます。また、紫外線、喫煙、睡眠不足などから生じる活性酸素(フリーラジカル)を無毒化することでコラーゲン、エラスチンを保護し、シワ、たるみを予防します。また、コラーゲンの産生作用があるので、痛んでしまった、コラーゲンのかわりに新しいコラーゲンをつくるので、皮膚のハリや弾性が回復します。
ビタミンCは抗炎症作用があるので、これ以外に毛穴の開き、ニキビにも効果があります。
なぜ、ビタミンCがどのように肌に良いかを下に説明しています。
外用ビタミンCの効果
- シミ
- 小ジワ
- たるみ
- 毛穴・キメ
- にきび
料金(税込み)
両親媒性ビタミンC,ビタミンE誘導体 | ¥4,500 |
ビタミンC誘導体入り化粧水(100ml) | ¥3,800 |
※ビタミンC誘導体の購入の際は診察は必要ありません。クリニック受付でお申し出ください。
【肌の老化と活性酸素(フリーラジカル)】
肌の老化の原因は紫外線、喫煙、飲酒、ストレス、睡眠不足などいろいろなものがありますが、そのなかでも紫外線は最も肌に悪影響を与えるものです。
シミ(しみ)、シワといった肌トラブルは、紫外線(おもに紫外線B;UVB)が肌にあたって発生する活性酸素(フリーラジカル)原因です。活性酸素(フリーラジカル)は表皮の角化細胞(角質をつくる細胞)やメラニン細胞を酸化させ、遺伝子に傷をつけます。一方、肌の側は紫外線から表皮の細胞防御するためにメラニンをつくります。通常なら皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)によってメラニンも排出されますが、過剰につくられたメラニンは、肌に沈着してシミ(しみ)やソバカス(そばかす)になります。また、からだが角化細胞やメラニン細胞の傷ついた遺伝子の修復に失敗すると、それが原因でもシミ(しみ)ができます。
このようにして肌は有害な紫外線からからだを守ろうとしますが、肌のメラニンによって吸収されなかった紫外線(おもに紫外線A;UVA)は真皮層に達し、そこで活性酸素(フリーラジカル)をつくります。この活性酸素(フリーラジカル)は皮膚に張りや弾力を与えるコラーゲンやエラスチンを破壊します。コラーゲンやエラスチンが痛むと肌にはシワやたるみが生まれます。
肌の老化の原因
・日光(紫外線)
・タバコの煙(直接・間接)
・環境有害物質
・栄養の偏った食事(ビタミンA,C,E,葉酸の不足)
・アルコールの飲み過ぎ
・ストレス
・睡眠不足
・強力な石鹸
下の写真は実際のヒトの皮膚の病理組織写真です。赤い線や矢印で囲んだ部分がコラーゲンですが、歳をとるにつれて、劣化していくのがわかります。このコラーゲンの劣化が皮膚のシワ、たるみ、毛穴の開き(毛をささえているコラーゲンの容量が減ることで毛穴が開きます)の原因になります。
ビタミンCは肌のトラブルの原因となる活性酸素(フリーラジカル)を無毒化する働きがあります。